2009年1月15日木曜日

両胸切除で乳がん予防

おはようございます!
サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

全国各地冷え込んでますね。
皆さまの体調いかがでしょうか?
体の芯から温めて 血行を良くするように心がけてくださいね。
お野菜たっぷりのお鍋がお薦め♪

免疫力アップ方法 詳しくはこちら。。。。
http://www.siamherbalist.com/content/view/28/70/



今日はAERAに1月14日掲載されたコラムをご紹介します。

乳がんの家系だから、がんになる前に乳房を摘出してしまう。。。
個人的にはこのコラムを読んで悲しい気持ちになりました。
女性にとって大切な部分。これを摘出することで体のバランス
(ホルモンバランス)などおかしくなるのでは?とこの方法に
少し疑問です。
ただこの処置方法で 気持ちが楽になった、前向きになれたなどの
メリットもあるようなので、私たち女性の選択枠のひとつが増えたと
いう点ではグッドニュースなのかもしれませんね。


両胸切除し乳がんを予防

AERA1月13日(火) 12時58分配信 / 海外 - 海外総合

――祖母も母親も乳がんだったら。私も?と不安になるのは自然。
米国などでは遺伝子変異の有無を見つけ、
発症前に乳房を切除する予防治療が広がっている。――
 

ホワイトハウス近くのレストランで昼食中、Vネックのセーターから胸の谷間をのぞかせたティナ・カールセンさん(30)が、少しおどけて言った。
「この胸は実は作り物よ。私は『家族性乳がん』だとわかって、両胸を切除したの」
 昨年10月から11月にかけて、アメリカ国務省主催の「乳がん啓発プログラム」に参加する機会があり、世界15カ国から集まった15人の医師やNGO活動者らと共に、全米各地の病院や患者団体を回った。参加者の一人、デンマークで小学校教師として働くティナさんの、突然の告白だった。
 がんは、環境や生活習慣など様々な要因が重なって発症する。ただ、乳がんや卵巣がんの5~10%は、遺伝が関係すると言われる。
 ティナさんは15歳のとき、まだ38歳だった母親を乳がんで失った。6年後には、叔母も祖母も乳がんで亡くした。
「私はがん家系なのかもしれない……」
 ちょうどそのころ、「BRCA1」「BRCA2」という遺伝子の変異が、乳がんや卵巣がんの発症に関係があることがわかってきた。米国の研究では、変異がある人は、将来36~85%の確率で乳がんになり、16~60%の確率で卵巣がんになると言われている。
 ティナさんが母親から変異を受け継いでいる確率は50%。遺伝子検査を受けるべきか。迷っていた彼女の背中を、当時のボーイフレンド(現在の夫)が押してくれた。
「変異がないとわかったら、安心できる。もし変異があったとしても対処法はあるだろう?」

■病気と死ばかり考える

 1999年、遺伝子検査を受けた。「変異なし」という検査結果を受け取り、有頂天になった。しかし1カ月後、再び病院から手紙を受け取り、今度は奈落の底に突き落とされた。
「検体を取り違えていました。残念ながら、変異保持者です」
 いつがんになるのだろう――。脅える日々が始まった。年に一度の検診を受けるたびに、「今回こそは見つかる」と覚悟した。がんらしき組織が見つかり、精密検査を2回受けた後は、もう普通の生活は送れなくなった。自ら殻に閉じこもり、病気と死のことばかりを考える日々が続いた。
 そのころ、息子のトビアスくんを授かった。ずっと子どもが欲しかった2人にとって、久々の幸せな瞬間だった。母乳で育てたいという願いもかなった。そして考えた。
「もし私が若くして亡くなり、この子が私と同じ思いを味わったら……」
 27歳のとき、将来がんになるのを防ぐため、両胸の乳房を切除する手術を受けることを決めた。予防的切除術を受ければ、将来乳がんになる確率は10%以下になる。

■切除と同時に再建手術

「女性の象徴がなくなる寂しさはあったけど、夫とトビアスのために生き続けるという選択の方が、私には大切だった」
 切除手術と同時に、乳房の再建手術も受けた。今、両胸にはシリコーンが挿入され、入れ墨で描かれた乳首もある。
「乳首が性的に感じることはないけど、見た目はそっくり。私は80歳のおばあちゃんになっても、垂れたりしないで美しい胸のままなのよ」
 自らのウェブサイトでは、乳房再建までの過程を写真付きで公表している。
 今回の米国務省のプログラムに参加する直前、2人目の妊娠がわかった。予定日は今年5月。もし娘だったら、乳がんになる確率は高い。
「でも将来は遺伝子治療の可能性も広がっているはず。心配していません」
 子育てが一段落したら、卵巣の予防的切除術も受けるつもりだ。
 家族性乳がんの最大の特徴は、若くして発症する例が多いことだ。米国では96年から遺伝子検査が始まり、昨年は約30万人が検査を受けた。
 米国では検査で変異が見つかった場合、乳房や卵巣の予防的切除術が行われるのが一般的だ。乳房が温存できる場合でも全摘したり、発症を予防するために抗がん剤「タモキシフェン」を服用したりといった治療の選択肢がある。
 ゴールドマン・サックス証券で日本株チーフ・ストラテジストを務めるキャシー・松井さん(43)は7年前、米国で予防的切除術を受けた。キャシーさんは、米国生まれの日系二世。その5年前に母親が乳がんになり、2人の祖母も乳がん患者だった。
 右胸にしこりを見つけ、日米複数の病院でセカンドオピニオンを受けた。米国の大学病院で初めて、遺伝子検査のことを耳にした。「治療の選択に役立つなら」と、迷わずに検査を受けた。結果は、陽性だった。

■変異率高い日本人

 2人の子どもの母親として「生きる」ために、両胸を切除することに迷いはなかった。1年半後には、卵巣も切除した。
「私のやり方は、日本人から見ると極端かもしれない。でも、私にとってはこのほうが精神的に楽。全く後悔していません」
 現在8歳の娘には、もう少し大きくなったら、事実を告げるつもりだ。
「日本では欧米に比べ、多くの若い人が乳がんで亡くなっている。もっと検診の受診率を上げ、遺伝子検査が普通になれば、たくさんの命を救うことができると思います」
 従来、日本人は欧米人に比べ、BRCA遺伝子変異がある人が少ないと考えられていた。しかし、最近まとまった研究によると、日本人135人の遺伝性乳がん・卵巣がん患者のうち、BRCA変異がある人は27%。米国人平均の20%に比べ、高いことがわかった。

■検査は十数万~40万

 こうした研究結果をもとに、日本でもようやく、一昨年7月から一般の病院で遺伝子検査を受けられるようになった。臨床検査会社「ファルコバイオシステムズ」(京都市)によると、現在、検査が受けられる施設は国内15カ所。今後2年以内に、全都道府県に1カ所以上の配置を目指している。
 血縁者の乳がん罹患状況などから、家族性乳がんの可能性があると考えたら(表参照)、まず遺伝カウンセリングを受ける。検査を受け変異があるとわかった場合、検診を欠かさないなどの対策が取れる一方、発症のリスクを知り精神的にショックを受ける場合もある。検査は血液を7ミリリットル採取するだけ。約1カ月後に結果が出る。公的医療保険が利かないため、費用は十数万~40万円に上る。
 同社によると、この1年半で、検査を受けた人は「ようやく2ケタにのった状況」。同社の担当者はこう嘆く。
「検査には乳腺外科医の先生の理解が必要不可欠だが、忙しくて時間がないのと、家族性乳がんへの理解不足で、なかなか患者さんに説明してもらえない」
 聖路加国際病院(東京都中央区)は、日本で最もBRCA遺伝子検査に力を入れている。2003年に臨床試験に参加して以降、46人が遺伝子検査を受け、うち10人に変異が確認された。一昨年4月からは、乳がん手術を受ける全患者に、家族性乳がんに関するパンフレットを渡している。
 しかし、同病院でも患者が検査を受けるのは乳がん手術後。米国のような予防的な意味は小さい。変異が見つかっても予防的切除は行わず、年に一度のマンモグラフィー検査と、半年に一度の超音波やMRI検査を欠かさないよう患者に求めるにとどまる。

■日本では治療も自費

 中村清吾ブレストセンター長は、
「米国では遺伝子検査が一般的なため、カウンセリングにそう時間がかからないが、日本では3~4カ月かけて結論を出すため、どうしても術後になる」
 と説明する。
 保険診療の壁もある。日本の公的医療保険では、予防的切除術も抗がん剤の予防的服用も認められておらず、これらの治療を行うと、すべて自費診療になってしまう。中村さんは日本でも治療の選択肢が広げられるよう、来年早々に研究会を立ち上げる予定だ。
編集局 岡崎明子
(1月19日号)

2008年12月6日土曜日

末期がんの女医が贈る患者へのメッセージ

こんにちは。
サイアムハーバリスト店長AYUMIです。
寒くなってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

寒い時期だからこそ、免疫力アップしましょう!

今日の最新ニュースは「医療介護CBニュース」掲載の
末期がんの女医さんの勇気が沸くお言葉をご紹介します。

 21年前に乳がんの全摘手術を受け、再発、再々発、全身転移し、現在も治療を続けている小倉恒子さん(小倉耳鼻咽喉科医院副院長)が12月5日、「乳がんの女医が贈る 乳がんが再発した人の明るい処方箋」(主婦の友社)を出版した。病状は悪化し続けているが、現在も週1回の抗がん剤治療を受けながら、耳鼻咽喉科医としてフルタイムで働いている。自分や家族が「がん」と宣告されたとき、再発したとき、全身転移したとき、どう向き合えばいいのか―。小倉さんに聞いた。

【写真類詳細】


■内にこもらないで

 抗がん剤治療を続けているがん患者の中には、「化粧する気力もない」「外に出たくない」と内にこもってしまう人も少なくありません。同書では特に女性のがん患者に向けて、わたしのメイク術を公開しています。
 わたしは約8年間、抗がん剤を打ち続けて、髪の毛、まつげ、まゆ毛が抜け、皮膚には色素が沈着しています。しかし、メイクとウィッグで別人になることができます。今では自分が抗がん剤を打ち続けていることを伝えても、信じてもらえないことが多いほどです。本当は色素沈着している素顔の写真は出したくなかったのですが、皆さんに「末期がんでもこんなに元気なんですよ」というメッセージを伝えるために、思い切って公開しました。がんだからといって内にこもらず、明るい気分になってどんどん出掛けてほしいですね。


■患者同士つるんでスピリチュアル・ペインを軽減

 病気が長引いてくると、「わたしだけがなぜこんなに苦しまなければならないのか」と、精神的な苦痛を強く感じることがあります。また、死を自覚しなければならないような病状になった場合や、他人のお世話にならなければ生きていけなくなった場合、自分の存在価値・存在意義に疑問が生じることもあります。こうした目に見えない苦痛は「スピリチュアル・ペイン」と呼ばれ、それなりの対策が必要とされています。スピリチュアル・ペインを克服して明るく生きていくためには、孤立せず、患者同士で「つるむ」ことが大切です。最近では各地でがん患者を対象にした集会やイベントが開かれているので、積極的に参加されることをお勧めします。がんになったことがきっかけで、仕事を辞める人も少なくありませんが、「自分は病気には負けてない」と強く意識して、職場への復帰を目指してほしいですね。

■精神的にタフになって

 早期発見できなかった人、再発や再々発してしまった人、全身転移してしまった人でも、夢と目標を持ってがんと共存しながら、強く生きてもらいたい。長い闘病生活を送ることになったとしても、自分の目標に到達する努力は続けてほしい。そして、人生を終える時も、「いい人生を送ることができた」と思えるような、そんな生き方をしてほしい。
 わたしはこれまで21年間、がんと闘ってきましたが、臨床的に見ると、どんどん悪くなっています。「がんに効く」といわれている民間療法や薬は何でも試し、選択肢がどんどん少なくなっています。嘔吐、脱毛などの副作用にも苦しみながら8年間、何種類もの抗がん剤を打ちましたが、同じ抗がん剤の使用を続けると、耐性ができて効かなくなってしまいます。国内で承認されているもので、わたしの体に効果が期待できる抗がん剤は、あと2つしか残っていません。
 がんの再発、再々発、全身転移を経ていくにつれて、目の前の道はどんどん細くなり、暗くなっていくばかりでした。同じような境遇の人はたくさんいると思いますが、わたしが皆さんの一歩前を歩き、暗くて細い道に少しでも光を照らしたい。後に続く人たちに、少しでも希望を与えたい。そんな思いを込めて、この本を書きました。
 がん患者やその家族からよく「治療の苦しみにどうやったら耐えられるのか」と質問を受けますが、同書ではわたしなりの「精神訓練法」「副作用などの苦しみを乗り越える方法」も書いています。どんなにつらくても、決してあきらめないでほしい。わたしが“生き見本”です。
 がん患者でなくても、挫折してしまった人、精神的に弱っている人、体調を崩している人にもぜひ読んでいただきたいと思っています。

■担当医と患者の信頼関係を

 がん治療を続けていく上で、担当医と患者間で信頼関係を構築することも大切だと思います。最近ではインターネットなどにあらゆる情報がはんらんし、患者もいろいろな知識を身に付けている。しかし、「頭でっかち」になって、担当医や医療機関を疑ってばかりでは、ベストの治療を受けることはできませんし、高い治療効果も望めません。
 受け入れてくれる医療機関が全くない、いわゆる「がん難民」という状態も、患者が頑固な態度であったために起こるケースも少なくありません。柔軟性を持って、担当医の話を受け入れ、信頼関係を築いていくという姿勢も大切です。
 また、担当医には、「患者の精神的苦痛と肉体的苦痛を一緒に背負う」「患者に寄り添う」という気持ちを持って医療に当たっていただきたいと思います。 

■「ドラッグ・ラグ」の解消を

 「ドラッグ・ラグ」とは、海外の医療現場で使用されている薬が、日本国内で使用できない状況を言います。例えば、ある種の抗がん剤の使用が日本以外の国では認められていて、効果を発揮していても、日本では厚生労働省の承認が下りていないため、使用することができないケースが少なくありません。 
 わたしは、現在もフルタイムで耳鼻咽喉科医の仕事を続けています。休日は日曜のみで、金曜の午後は毎週抗がん剤治療。病状は年々悪化していますが、昨年はこの20年間で所得額も納税額も最も多かった。末期がんのわたしでも遅刻もせず、夏休みも取らずに働いて、一生懸命、税金を納めているのです。納税者の一人として、一刻も早くドラッグ・ラグが解消されることを望みます。抗がん剤で延命するしかないがん患者は、国内での承認が延び延びになっているうちに、どんどん亡くなっていきます。国民2人に1人ががんになる時代ですから、政治家も役人も人ごとと思わないで、真剣に考えてほしい。予防に力を入れるのも大切ですが、末期がん患者を見捨てないでください。

2008年11月24日月曜日

ストレス減 免疫向上

こんにちは。

サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

バンコクティップオーソッド社正規代理店
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免疫とリンパについてはこちら←

寒くなり免疫力が低下しないように日々心がけが大事になってきます。
長く続けるヒントは 「簡単」且つ「いつでも出来る」ことだと思います。

例えば。。。

エレベーターなどを使わず 階段で運動量アップ!

食事を体が温まるものを選び 血行アップ!

テレビを見ながら ゆっくりストレッチで 血行促進!

嫌なことは すぐに忘れる!

一日一回は 「ワハハ~(笑)」と大声で笑う!


などなど実行してみると一日に張合いが出たり、楽しくなってきます。
是非お試しください。 

さて、今日の抜粋は読売新聞掲載の「免疫と旅行」に関する興味深い
お話です。


旅行で、免疫力の向上も期待できるという。




20年前に悪性リンパ腫を患った埼玉県上尾市の主婦、根岸彰子さん(72)は2000年、日米のがん患者で富士登山をする企画に参加し、以来、山登りを楽しんでいる。

体力をつけるため、毎日5000~1万歩は歩く。手術で胃を摘出したが、頑張って食べるようになった。

根岸さんは「目標ができ、生活に張りができた。旅のおかげで、半年ごとの血液検査の結果も良好」と話す。

すばるクリニック(岡山県倉敷市)院長の伊丹仁朗さん(71)は「旅行に出かけると、血液中に含まれる免疫細胞の一種で、がん細胞を破壊する『NK細胞』が活性化する」と説明する。


旅先で美しい景色を眺め、優れた文化財に触れて感動するとストレスホルモンが減り、NK細胞が活性化したと考えられるという。

胃がんで1993年に亡くなったアナウンサー、逸見政孝さんの妻で、自身も子宮頸がんを患った晴恵さん(59)は昨年、仲間とドイツ旅行に出かけた。その際、都内のクリニックに依頼して旅の前後にNK細胞の活性度を調べた。すると採血した13人中10人のNK細胞が旅行前より活性化していた=グラフ=。

NK細胞の働きは、国内の研究グループが、発がん率との関係を調べた結果が2000年、海外の医学誌に発表された。一般市民約3500人を11年間追跡したところ、NK細胞の働きが弱い人はそうでない人より、がんの発生率が2倍近く高かった。

活性化したNK細胞も日常生活に戻れば元に戻ってしまう。
伊丹さんは「日ごろから、美しい芸術作品を見るなど、感動体験をする心がけが大事」と話している。

(2008年11月14日 読売新聞)

2008年11月13日木曜日

こんにちは。

サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

免疫力UPで元気に冬を過ごしましょう!


笑って免疫力アップしましょう♪



皆さま いかがお過ごしですか?
11月に入って急に寒さが厳しくなり体調管理が難しいですね。
どうか体を暖かくし、体がポカポカするようなお食事に心がけてください。
免疫力を保つには 血液の流れを正常に保つことがキーポイント!
さて、今日の掲載記事ですが
毎日新聞 健康コラムからの抜粋をご紹介します。
このコラムを書いていらっしゃるDR.中川さんのがんを知るコラムは
毎回とても興味深い内容が書かれています。
皆さま 是非参考になさってください。


◇「有限の命」尊さ教える
 今年4月から、小学校で英語の授業が始まりました。しかし、現在の小学生の何割が、将来英語を必要とするでしょうか。

 一方、日本人の2人に1人が、がんになります。今の小学生が大人になるころは、それ以上の割合でしょう。夫婦や家族の単位で考えれば、日本人全員ががんを知るべきだといえます。

 がんができる理由、つまり、がんは老化の一種で、世界一の長寿国・日本は世界一のがん大国であること、がんの最大の原因はたばこであること、早期発見のためにはがん検診が大事であること、自分で治療を選ぶことや緩和ケアの大切さなど、知るべきことは難しいことではありません。

 しかし、毎日新聞の昨年の世論調査でも、「緩和ケアを知っている」のはわずか27%でした。まず、学校の先生にがんを知ってもらい、性の問題とともに、初等教育のなかで、がんを教えることが大事だと思います。この点は、前回触れた「がんに関する普及啓発懇談会」でも、大きなテーマになっています。

 僕はがんの教育の必要性を訴える一方で、その実践にも取り組んでいます。今年1月、母校の高校2年生に、拙著「がんのひみつ」(朝日出版)をテキストとして「がんの授業」をしました。生徒たちは真剣に耳を傾け、「がんとのつきあい方で人生は変わる」「人はいつか死ぬからこそ、どう生きたかが問題だ」「がんで死ぬのも悪くない」という感想を送ってくれました。本当にうれしく、頼もしく思いました。

 さらに、11月8日には、東京都国立市の中学校で全校生徒を対象に、「がんの授業」を行いました。子どもたちは、大人が思っているほど弱くはありません。「命には限りがあるからこそ尊いのだ」ということを、きちんと教えることはできるし、教えるべきであると思います。

 がんを考えることは、生と死を考えることでもあります。がんを知ることで、自殺やいじめなどの問題についても、解決のヒントが見つかるのではないでしょうか。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

毎日新聞 2008年11月11日 東京朝刊

2008年11月4日火曜日

野菜・果物とがん:期待される予防効果

こんにちは。

サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

ガンについて詳しくはこちら

野菜・果物とがん:期待される予防効果

毎日新聞 健康コラム ガンリスクマネージメント(15)より





色彩鮮やかな野菜や果物は、ビタミンやミネラルが豊富で、体の調子を整える食品としての健康的なイメージが定着しています。その成分には、がん予防にも有用と思われる機能が知られているものがあります。

例えば、緑黄色野菜に多く含まれるカロテン、柑橘系果物に豊富なビタミンC、トマトに含まれるリコピンなどは、生体内で発生した活性酸素を消去する抗酸化作用があります。

キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科野菜に多く含まれるイソチオシアネートは、体内で発がん物質を解毒する酵素の活性を高める作用があることが知られています。

ほうれん草など緑葉の野菜や果物に多く含まれる葉酸は、DNAの合成に欠かせない成分です。にんにくやタマネギなどのアリウム野菜中のいくつかの成分には、抗酸化作用や発がん物質の生成抑制・解毒促進などの作用があることが知られています。

そうはいっても、がんについては、今日、明日の食事内容が将来の予防に直接結びつくというわけではありませんが、普段から野菜や果物をよく食べている人で、いくつかの、主に上部消化管のがんの予防効果が期待できるという疫学研究からのエビデンスも沢山あります。

世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)による「食事、栄養、身体活動とがん予防の世界評価」の2007年の改訂では、果物については、口腔・咽頭・喉頭、食道、胃、肺のがんに対して、また、野菜(穀類やいも類など、でんぷん質のものを除く)については、口腔・咽頭・喉頭、食道、胃のがんに対してリスクを下げる可能性大と評価されています。

さらにアリウム野菜(胃)、食物繊維(大腸)、にんにく(大腸)、葉酸(膵臓)、カロテノイド(口腔・咽頭・喉頭、肺)、β-カロテン(食道)、ビタミンC(食道)、リコピン(前立腺)についても、可能性大と判定しています。

このように、世界的な機関によるエビデンスの総合評価において、単一の食品や栄養素にまで踏み込んで判定されたのは、がん予防では初めてのことです。大勢の人に一斉に行うアンケート調査から、誰が何の食品をどれくらい摂っているのかという正確なデータを得るのは大変難しいのですが、単一の食品や栄養素について、病気のリスクを分析できるような新しい研究が普及し、ようやくデータが揃ってきたのです。

なお、以上はすべて食事から摂った場合です。サプリメントとして摂った場合の評価は別扱いになっていますので、次回に紹介します。

ひるがえって、多目的コホート研究では、野菜や果物が不足しているグループで胃がんリスクが高いことが示されました。とはいえ、多く食べれば食べるほど予防効果があるというような関係ではありませんでした。

日本人男性に多い食道の扁平上皮がんについては、野菜・果物の摂取量が、1日当たり100g多くなるごとに、11%ずつリスクが下がるというクリアな関係が見られました。この効果は喫煙・大量飲酒者ではさらに大きかったのですが、もともとたばこも吸わずお酒も飲まなければ、このタイプの食道がんになる人はあまりいませんので、やはり禁煙と節酒が先決です


一方、大腸がんや肺がんについては、野菜・果物の量は影響していませんでした。さらに、がん全体との関連について調べましたが、野菜・果物のいずれも予防効果は認められませんでした。ただし、果物については、脳卒中・心筋梗塞などの循環器系疾患に対する予防効果が認められました。

2008年11月3日月曜日

乳がんの意識調査

こんにちは。

サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

抵抗力弱まっていませんか?
異常細胞に勝つ免疫力ありますか?

9割関心、自己検診は4割=6割は「異常ないから受けず」-乳がんの意識調査
11月3日0時21分配信 時事通信


 女性がん患者の死因トップの乳がんについて、9割近くの女性が関心を持つ一方、実際に自己検診をした人は約4割にとどまっていることが2日、ポータルサイト運営会社「NTTレゾナント」(東京)などの調査で分かった。
 調査は9月上-中旬、30代と40代の女性を中心に実施。約2万7400人から有効回答を得た。
 87.1%が「関心がある」と回答したが、「日本人女性の20人に1人がかかる」「30-64歳の女性がん患者の死因トップ」という現状を知っていたのは、それぞれ24.3%と18.1%だった。
 乳がん検診を受けたことがない人は42.9%で、2005年の調査より12.4ポイント減少した。自己検診を行った割合は同年の25.6%から38.9%に、乳房エックス線撮影検査(マンモグラフィー)を受けた割合は同様に15.6%から27.4%に上昇した。

ガンについて詳しくはこちら


自宅で簡単に出来る自己検診でも発見可能です。
是非 鏡を見ながら触診と皮膚の状態などにも気をつけて診てください。

乳ガンのサイン

2008年10月29日水曜日



こんにちは。
サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

寒くなってきましたが 皆様、体調いかがでしょうか?
寒くなると血行が悪くなり=免疫機能が低下傾向にあります。
体を暖めるお食事とエクササイズでこの冬を無事乗り切って
頂きたいと思います。



免疫が弱い。。。
風邪を引きやすい。。。
ウィルス性の疾患にかかりやすい。。。
健康維持したい!


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