2008年11月13日木曜日

こんにちは。

サイアムハーバリスト店長AYUMIです。

免疫力UPで元気に冬を過ごしましょう!


笑って免疫力アップしましょう♪



皆さま いかがお過ごしですか?
11月に入って急に寒さが厳しくなり体調管理が難しいですね。
どうか体を暖かくし、体がポカポカするようなお食事に心がけてください。
免疫力を保つには 血液の流れを正常に保つことがキーポイント!
さて、今日の掲載記事ですが
毎日新聞 健康コラムからの抜粋をご紹介します。
このコラムを書いていらっしゃるDR.中川さんのがんを知るコラムは
毎回とても興味深い内容が書かれています。
皆さま 是非参考になさってください。


◇「有限の命」尊さ教える
 今年4月から、小学校で英語の授業が始まりました。しかし、現在の小学生の何割が、将来英語を必要とするでしょうか。

 一方、日本人の2人に1人が、がんになります。今の小学生が大人になるころは、それ以上の割合でしょう。夫婦や家族の単位で考えれば、日本人全員ががんを知るべきだといえます。

 がんができる理由、つまり、がんは老化の一種で、世界一の長寿国・日本は世界一のがん大国であること、がんの最大の原因はたばこであること、早期発見のためにはがん検診が大事であること、自分で治療を選ぶことや緩和ケアの大切さなど、知るべきことは難しいことではありません。

 しかし、毎日新聞の昨年の世論調査でも、「緩和ケアを知っている」のはわずか27%でした。まず、学校の先生にがんを知ってもらい、性の問題とともに、初等教育のなかで、がんを教えることが大事だと思います。この点は、前回触れた「がんに関する普及啓発懇談会」でも、大きなテーマになっています。

 僕はがんの教育の必要性を訴える一方で、その実践にも取り組んでいます。今年1月、母校の高校2年生に、拙著「がんのひみつ」(朝日出版)をテキストとして「がんの授業」をしました。生徒たちは真剣に耳を傾け、「がんとのつきあい方で人生は変わる」「人はいつか死ぬからこそ、どう生きたかが問題だ」「がんで死ぬのも悪くない」という感想を送ってくれました。本当にうれしく、頼もしく思いました。

 さらに、11月8日には、東京都国立市の中学校で全校生徒を対象に、「がんの授業」を行いました。子どもたちは、大人が思っているほど弱くはありません。「命には限りがあるからこそ尊いのだ」ということを、きちんと教えることはできるし、教えるべきであると思います。

 がんを考えることは、生と死を考えることでもあります。がんを知ることで、自殺やいじめなどの問題についても、解決のヒントが見つかるのではないでしょうか。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

毎日新聞 2008年11月11日 東京朝刊

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